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特典航空券で行くインドへの旅 デリー空港編

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デリー空港到着

前回で無事にデリー空港までやってきました。さて、入国、そして国内便への乗り換えです。24時間空港であるデリー空港、空港内での誘導はどんなもんでしょうかねえ。

もともと、バックパッカーのような旅行も好きだったこともあり、見知らぬ空港を彷徨うことはそれほど不安は覚えません。むしろ楽しめるたちなのですが。

なんといってもインド、デリー空港。かって複数人のバックパッカーや旅行経験者から二度と行きたくない国と耳にしていたこともあり、今回は結構慎重にしてました。

出発前のANAのプレミアムデスクのお姉さんに

「深夜便でデリー空港について翌朝の国内便にそのまま乗り継ぐのですが、空港内でそのまま待っていても大丈夫ですか?」
「デリーですよね。深夜になりますので、空港ではなく、どこかの周辺のホテルで宿泊されることをつよくおすすめします。」
と、速答でかえされてしまったこともあり、おとなしく、当初はホテルをとっていました。
しかし、全行程をビジネスにしてから、わざわざ数時間しかいないのに高いホテルに泊まるのもなあと考えてしまい、ホテルをキャンセル。ラウンジをはしごして楽しもうとかんがえていました。あまかった。。。さすがインド デリー空港。

入国

とにかく入国です。インド、距離的にはSFC修行してもいいくらいな距離なんですが、入国が厳しいので対象にならないでしょうね。入国には必ず入国VISAがいります。クレジットカードではないですよ。査証です。
実は日本のパスポートは世界で最も強力なチカラを持っています。それは信用。これほど広く信頼されている国もめずらしいのではないでしょうか。日本てすごい国なんですよ。
インドには3種類のVISAがあってひとつは通常の大使館から発行してもらうVISA。もうひとつはネットから請求できるe-VISA、そしてインドに入国した時にはじめて審査をしてもらうarrival VISAです。このarrival VISAが認められているのは実は日本だけなんです。数年前に安倍首相がインドを訪問したさいに決定されたようで、つい最近のことなのですが。
今回はインド訪問の予定は以前から決まっていたこともあり、念のためe-VISAを取得していました。実際には日本で出発の際にチケットカウンターでVISAの有無を確認されます。日本国内からの発券ならまだいいと思うのですが、海外の国からインドへ向かう際に、arrival VISAの存在を職員が知らないケースもあるようですので、トラブルを減らすためには前もってVISAをよういしておいたほうがいいかもしれません。
で、到着して出口へ向かってすすんでいくと、入国審査書に突入します。
e-VISAとarrival VISAは右へ、普通のVISAは左へというアナウンス。実は右側に行こうといろいろあがいたんですが、どうにもいけず、実は左側のレーンの一番はしにe-VISAとarrival VISAのレーンがすこしだけあるというのが実際でした。まあ、深夜ですしね。
深夜でも通常のVISAのところは審査が厳しいのか、行列でした。一方、e-VISAもarrival VISAもがらがらで、しかも審査はスピーディー。日本人でよかったとしみじみ。
入国してしまえば、きらびやかな免税店を通って荷物の受け取りカウンターに。そしてそこをぬけるといよいよデリー空港の到着ロビーへと移動します。

夜のデリー空港

到着ロビーではおなじみのボードをもった人がいっぱいあふれていました。その姿を横目に次のラウンジをめざすために移動を試みます。
日本でデリーまでのチケットを発券した時点ではまだ、インド国内線のエアインディアのチケットはまだ発券できていませんでした。国内線への乗り継ぎ専用のカウンターなんかがあればと期待はしていましたが、もちろんなく、どうやったら発券カウンターへ移動できるのかきょろきょろ。
国際線から到着ロビーにでると、移動は右にいくか左に行くかの2択しかありません。この時点でこの両サイドにプライオリティパスで入れるplaza premium loungeの存在は知っていました。最悪、ここで時間を過後すごすこともできるはずと考えていました。
でも、できることなら国内線のチケットを発券したいとおもい、国内線のロビーへと道のりをさがすと、出口から右の方向にDomestic transferの文字を発見。入口では厳しい顔の空港警察をおじさんが立ちふさがっています。
ここは発券したチケットがないと厳しいのだろうなあとおもい、とりあえずe-ticketをみせてみると、まずは2階へあがってくれと。むこうにエレベーターがあるからとの返事。
そこで、エレベーターを探すも見つかりません。
ふと外をみると、外にあがれる場所がありそうです。そこで一度外にでて国内線のカウンターがあると思われる2階へ上がろうと考えました。
外へでると案外人気は少なく、あやしげな客引きもいません。思ったよりも静かな深夜のデリー空港でした。
ちょっと安心しながらなだらかなエスカレータをあがると(エレベーターもありました。)国内線への入口です!ここさえ入ればっと期待がたかまります。
しかし、入口には空港警察がしっかり陣取ってチケットチェックをしています。なかに入るには国内線のチケットをもっているか、入場料を払う必要があるようです。先のe-ticketを提示していれてもらおうとすると、
まだ、乗り継ぎの便まで時間があるからだめ。6時から。
と、冷たい返事。
えーーー、いれてくれないのー。
なんと、これはショックでした。
とぼとぼと1階にもどって先の到着ロビーに戻ろうとすると、こちらもセキュリティがあって、通してくれません。なんと、深夜のデリー空港の外にしめだされてしまったのです。
これはショックでした。この時点でまだ3時前。6時までは3時間もあります。
こんなことなら、特典航空券を諦めて乗りつぎの時間の短い便を購入しておけばよかった。。。。と後悔しました。
しかし、どこかに入口はあるはずです。
国際線からの乗り継ぎなんだけど、どこで待てばいいの?
と空港警察の目つきの鋭いお姉さんに聞くと、ちょっと考えて、
2階のはしに行って!
なかなか断片的な情報しか与えてくれません。でも、聞けるような空港職員はどこにもいないし、いるのはどう見ても軍人の空港警察の人ばかり。得られた情報をもとに、再度2階にあがり、はしへと進んでいくと、確かに入口が。
申し訳程度の小さな空港カウンターがならんでいます。
やったー!と思って中に入り、あらためて中にいれてもらえないか交渉するもだめと。
そしてここで待って!と指をさされたところがVisitors’ Loungeというエリアでした。写真の奥の人混みのあるところですね。
どうも、時間待ちのツーリストはここで待つようです。Loungeとはいうものの、ようは空港の廊下に椅子を並べて、キオスクのようあ売店が1件あるだけのエリアです。リクライニンングの椅子もあるますが、既に満員。床でねている人も居る状態でした。

デリー空港、国際線の到着ラウンジ

ここで数時間を過ごすのはつらいなあと思い、先の到着ロビーにあるラウンジにはいれないかなあと思っていたところ、Visitor’s Loungeの片隅にエレベータを発見!ためしに降りてみると、先の到着ロビーに帰ってくることができました。やったー!
チケットを持っていない、発券出来ていない人はまずはDomestic transferを通り越して、このロビーの一番端のところで、空港警察のチェックをうけ、そのままこのVisitor’s Lounge へと移動するのが本来の正解のようです。ぼくはこれを逆方向にかえってきたのですね。
不思議と逆方向の移動はとがめられることはなく、ぼくは本来の到着ロビーに帰ることができました。
この時点で、とりあえず、到着ロビーのplaza premium loungeにはいることに目的を切り替えました。到着ロビーのplaza premium loungeはダイナースは使えませんが、Priority Passは対応しています。調べ済みです。とりあえず、Domesticの移動にもっとも近いplaza premium loungeへ行きPassを提示、シャワーもつかえると良いなあ。。。と思っていると
ごめんさない。いま、満員でシートがないの。
これは想定してませんでした。皆考えることは一緒なんですね。そこで、到着ロビーの入口の左側にあるもう一つのplaza premium loungeへ移動します。そこでPassを提示すると
部屋もシャワーも使えないけどいい?
いいですとも。とりあえずいれてください。ネットも使えるんですか。ありがとうございます。っとようやく落ち着くことができました。
しかし、ここのplaza premium loungeは思っていたのと勝手がちがいました。うすぐらい部屋に椅子とテーブルが僅かにあるだけです。とりあえず、椅子にすわってリラックスをしているとおじさんが注文をとりにきてくれます。メニューもないのでなにがあるのかよくわからないのですが、とりあえず水とコーヒーをもってきてもらいました。
どうやらここは時間貸しの仮眠ルームを提供するのが主目的の施設なんですね。Priority Passではこうして入室して飲料水などはもらえますが、シャワーや仮眠室の使用には料金が発生するようです。この施設はホテルサイトで検索してもひっかかることがあります。
時間単位で使用できるので、仮眠だけなら前もって予約をしておくといいんですね。勉強になりました。
まあ、満室なら仕方ありません。無料でそれなりに安全なところにおいていただけるだけで助かります。
かくしてここで3時間ほどソファで仮眠してふたたび、先のVisitor’s Loungeを通過し、国内線エリアへと移動を許可され、チケット発券しました。 6時過ぎのことです。
ちなみに、空港で夜を明かすにはもう一つの選択肢があります。それはHoliday Inn Express New Delhi International Airport T3。ネットで検索すると空港内にあることはわかるのですが、一体どこにあるのか想像できませんでした。
実際の場所は国際便の到着ロビーに出た後、国内線への乗り継ぎへと移動する角に受け付けカウンターがでています。つまり到着ロビーの二つのplaza premium loungeの間にあるとおもってもらえればいいと思います。
このホテル、ネットでは一泊単位でしか予約できないのですが、現地の表記をみていると時間単位での使用が可能みたいでした。ぼくはラウンジで過ごしましたが、ラウンジにはいれない場合はここも選択肢になるかと思います。

ようやく国内線エリアへ

さてさてようやく、国内線の出発ロビーにいれてもらうと、エア・インディアのカウンターへ直行。そのまま念願のチケット発券となりました。
そのまあビジネス用のセキュリティを案内され、めでたく通過。まあ、国内線ビジネスの恩恵はこれくらいですかね。
ちなみにこれまでのブログなどで、国内線に乗るときに、かならず航空会社のタグをもらう必要があるよ。という情報をよく目にしていたのですが、全くタグなど使われていませんでした。もういらなくなったのですかね?
まだまだ出発まで時間があったので、国内線の出発ロビー内にあるラウンジへと移動します。
国内線出発ロビーの中にはラウンジは二つ。ショップがならぶスペースの2階にあります。
一つはplaza premium lounge。到着ロビーのplaza premium loungeとはちがい、いつも通りのらラウンジです。JetAirwaysやAir Asiaなどのビジネスを利用した場合はこちらのラウンジに案内されます。もちろん、Priority passもOKですし、ダイナースも使えます。
まずはこちらから訪問です。とりあえず、最初にシャワーを使わせてもらいましえた。ぼくがシャワーを申し込むと後ろの人達も次々とシャワーを希望されていましたが、こちら、確認しただけではシャワーブースはひとつしかない様子でした。ぼくが一番のりで使わせてもらったのですが、もう少しあってもいいかなと思いますね。
タオルやひげそりも用意されていて、快適に使うことができました。
すっきりしたら腹ごしらえです。
plaza premium loungeではあたたかいフードも用意してくれています。
写真の真ん中のフードはコックさんが注文に応じてつくってくれます。
広くて清潔感もあり、おすすめのラウンジです。
さて、つぎはその隣にあるエア・インディアのラウンジです。おなじみのおじさんのイラストが出迎えてくれます。
こちらもフード、ドリンクそれなりですが、先のplaza premium loungeの方がどちらかというと充実していました。こちらにもシャワールームはあるようでした。
こちらのメリットは完全にフラットになるまでリクライニングできる椅子が用意された真っ暗な部屋がありました。ここで仮眠がとれるようになっています。ああ、もっと早く来たかった。
ちなみに鳩も利用してましたが。
個人的にはおすすめはplaza premium loungeの方ですね。やはりフードと面積も充実していました。ちなみにどちらもアルコールを見つけることはできませんでした。どうも僕がデリー空港に着いた日はデリーの禁酒日だったらしく、(時々あるそうなんです。)その影響なのかもしれません。
とりあえず、二つのラウンジでゆっくりと時間を過ごし、搭乗口へと移動します。エア・インディアを使用しての国内移動。
機材はA321でした。わずか1時間足らずの移動なので、昼ご飯、でましたが、価なり慌ただしい感じです。インドでは基本、肉類は出てきません。宗教上の理由で肉食を拒否する人が多いので。というわけで野菜サンドでした。
ようやくジャイプール到着。
長い旅路も終了です。
それにしてもデリー空港、融通がきかなくて大変でした。デリー空港周辺はそれほど混沌した感じはなく、危険を感じるようなことはありませんでしたが、それでも夜中に荷物をもってほうりだされると不安でしたね。
1回、今回のような経験をしたので、2回目はもう大丈夫だと思います。2回目はないかもしれませんが。
今回の教訓は夜中のデリー空港で、国内線への乗り継ぎには気をつけようということです。今後、インドに来られる際の参考になれば幸いです。
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