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税金をクレジットカードで払うのはお得ですか?

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geralt / Pixabay

クレジットカードでマイルをためる

クレジットカードでマイルをためるというのは、昔からある一般的な方法ですが、効率が悪いのも事実です。クレジットカードを使用すると確実にマイルをためることはできるものの、一般的にはせいぜい1%。われわれマイラー達が情報をあつめて適切なカードを選んだとしても、2%を超えるのは難しいところです。

たとえば、100万円を年間使うとしても普通は1万マイル、せいぜい2万マイルです。ポイントサイトなどで頑張れば、数万単位でマイルを稼ぐことは可能です。

クレジットカードではできるだけまとまった支払いがあるときに使用して少しでもポイントを稼ぐ用にすべきでしょう。ただ、マイルをかせぐために無駄な買い物をするのは本末転倒です。

そうなると絶対に払わなければならない費用を可能な限りクレジットカードにまわすべきです。必ず支払わなければならないもの。その代表が税金です。

われわれが公共社会で暮らしていく上で必ず支払うのが税金ですが、これまでは最近になり、ようやくクレジットカードで支払いが可能になりました。ぼくも早速これを利用してみましたが、ちょっとしたトラブルを経験したのは先日、報告したとおりです。

これをきっかけに税金を支払うのにあたり、どのくらいカードで払うことで得をしているのかをあらためて考え直すことにしてみました。

税金でマイルを獲得する方法

以前は銀行口座から税金を払うことが中心でしたが、近年、公的な税金のクレジットカード納税サイトが登場し、クレジットカードを使用した納税が可能になりました。現時点で納税に使用できるサイトは次の様に分類されます。

国税クレジットカードお支払サイト
各市町村クレジットカード支払いサイト
Yahoo公金支払い

国税クレジットカードお支払サイト

国税クレジットカードお支払いサイトでの支払い

公的と書きましたが、実際は国や市町村がすべてを管理しているわけではなく、民間の会社が代行しています。国税に関してはトヨタファイナンス株式会社が運営しています。この代行会社が存在するがために手数料がかかります。

それでもやはり直接クレジットカードで支払うことができるため、お手軽ですし、やり方もシンプルです。

ここで重要なのは、あくまでわれわれはマイラーなんですから、少しでもマイルを獲得できるようにしたいところです。手数料がかかりますが、これも踏まえてマイルを獲得することができれば、手数料のデメリットをふっとばすことができます。

では具体的にどのくらいマイルを獲得でき、どのくらい手数料で損をしているのか計算してみましょう。


国税クレジットカードお支払いサイトにはちゃんと上記の様に手数料を計算するところがあります。手数料をかかることを前もって明示して、そんなこと聞いていないよ!というクレームが来ないようにしているのでしょうね

今回はあえて納税額が10万1円として計算したいと思います。実査に数値を入力して計算すると計算してくれます。まずは10万だと、

この場合820円の手数料がかかります。クレジットカードへの請求額は100820円ということになります。

ところが注意しなければならないのは手数料は1万を超えるごとに階段状にあがるということです。10万1円では手数料は実に0.902%。一般的なせいぜい100円0.5ポイント換算のクレジットカードでは得はしません。ではどのカードを選択すればいいのか。

このサイトではほとんど全てのクレジットカードが使用できます。余談ですが、なぜTSキュービックカードがぽつんと候補にはいっているかというと、この支払いサイトを運営している会社がトヨタファイナンス株式会社だからです。

クレジットカードを使用して支払いはスムーズにいきますが、きをつけなければならないのは、国税の支払いではポイントがつかない、あるいはポイントの還元率が極端に落ちるケースがあることです。

ダイナースのプレミアムカードはポイント還元率2%をほこるカードですが昨年の改悪により国税は対象外で200円で1ポイントしかもらえません。実に0.5%であり、ごく普通の還元率です。アメックスもおなじく、最近の改悪で200円1ポイントと低下しています。

手数料で最大0.9%もとられてしまうことを考えると少しでもポイント還元は高い方がいい。そうなるとやはりわれわれマイラーとしてはマイルに交換することを前提に考えたいところです。なぜならマイルの価値は通常1マイル2円相当が望ましいと個人的には考えていますが、マイルを使用してビジネスクラスやファーストクラスを使用することで、もっとマイルの価値を上げることができる。ひいてはポイントの価値を上げることができます。

そうなるとそうなるとANAのマイラーであれば例のANA VISAワイドゴールドカードがおすすめということになります。幸いこのカードで税金などの支払いでポイント効率が低下するという話は聞いていません。

マイルを日々のクレジットカードの支払いでためることができれば、より効率よくマイルをふやすことができます。おすすめはANA VISAワイドゴールドカードです。理論上では100円につき1.42マイルをためることができます。

以前にも書いたように最大で1.42%のマイル還元率を誇りますので、ポイントとしての還元率も申し分ないですし、ANAマイルへ無制限に移行できますので、マイル移行により還元率をアップできると考えます。

国税を払う際の手数料が最大で0.902%でしたらからざくっと0.5%分はポイント還元ができ、マイル換算でよりその価値がたかくできることになります。

このカードの他に、年会費が一気に高くなりますが、ANA VISAプラチナ プレミアムカードも選択肢に入ります。年会費は8万円+税ですが、インビテーションなしで申し込めるプラチナカードになります。マイル還元率はANAワイドゴールドとくらべて0.5%アップして1.92%になります。これはこれで悪くないレートです。

ANAマイルをためるカードは高還元率のものがありますが、JALマイルは還元率が落ちてしまいます。JALマイルは以前にも紹介しましたが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめです。

もう一つの紹介していたSPG-AMEXはアメックスでの精算になりますので公共料金はやはり公共料金は弱く、国税は200円1ポイント還元におちてしまいます。セゾンの方は、アメックスのカードではあるのですが、このカードはアメックスのポイントではなくセゾンの永久不滅ポイントがたまるので、現時点では100円1ポイントつけてくれます。100円1.125マイルですが、国税でこれだけのJALマイルを獲得できるのはよしとすべきでしょう。

各市町村クレジットカード納税サイト

これまで国税について例を示してきましたが、各都道府県、市町村に対する納税も同様です。ただ、手数料はそれぞれの市町村の契約により変化するので、ところにより変化します。まだ、クレジットカード納税のサービスを提供していないところもあるでしょう。もちろんこういうクレジットカード納税に対応していない市町村もあります。この場合は、市町村がこうしたサービスを展開するのを待つしかありません。

上は京都市の納税サイトです。こちらの方が、国税よりも手数料はやや安い印象です。基本戦略は一緒です。やはりダイナースやアメックスは還元率が悪いので、国税と同じく、VISAかセゾンが候補でいいでしょう。


Yahoo公金支払い

Yahoo公金支払いを利用できる市町村は限られますが、ここを使用できる一番のポイントはTポイントがそのままつかえることです。期間限定ポイントも使用できるのもありがたいところです。そして手数料もかかりません!支払いはやはり国税と同様の考え方でいいとおもいます。でも、アメックスは一時期ポイント還元率がさがっていたのですが、どうも最近はまた復活したようで、100円1マイル分は獲得することができてます。ふるさと納税はこのサイトを通じて行うことで、アメックスでポイントを通常の還元率でためることができますのでアメックスファンの方はおすすめです。

ふるさと納税サイト(ふるさとチョイスなど)が、このYahoo公金支払いを利用しています。

まとめ

税金をクレジットカードでおさめるとどうしても手数料がかかってしまいます。すべてYahoo公金支払いが対応してくれるとありがたいのですが、むしろ少ない方ですので、用意されている公的なクレジットカード納税サイトを通じて納入せざるをえません。

どうしても手数料とポイントの比較になってしまいますが、マイラーならここはやはりマイルに変換してポイントの価値を引き上げて使っていこうとするべきでしょう。もうすぐ納税の季節です。みなさましっかりポイントをかせいでください。

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